こんにちは。みやびです。
前回の続きで私が響いたり共感した言葉や新たに知った説明などを紹介したいと思います。
文献名 『高次脳機能障害と家族のケア 現代社会を触む難病のすべて』筆者 渡邊修より
・社会のなかで生きる技術を磨く(頁180)
・私は家庭に戻ったら、社会の中で生き抜いていく技術を磨くことが、高次機能障害に対する効果的なリハビリテーションだと考えています。(頁180)
・彼女は進級できず、何度も留年しながらも4年間頑張って専門学校へ通い続けました。そこではじめて、はたと自分の障害の状況を認識し、違う職業に転向したのです。果たして彼女は無駄な時間を過ごしたのでしょうか。
私は、この4年間は、彼女にとって自分の能力を知る良い機会になったのだと思います。時間はかかったかもしれないけれど、決して無駄ではなかったのです。(頁184)
・一つは、自分の障害に少しでも気づくということです。同じような作業をしてみると、「以前にできたことができなくなった」ことに気づきます。自分の能力をおのずと知ることになるのです。障害に気づく。これは、かぞくが「あなたはできなくなったのよ」と論してきがつくものではありません。(頁185~186)
・自分で気づくことが大切です。ここから次のステップに進むのです。
もう一つは、~さんにとって自分の決める作業に取り組むことで、イライラ感や奥様に当たるといった態度が改善する可能性です。(頁186)
□大学生だった頃、病院でリハビリを頑張ったり指導してもらい、自身の高次機能障害の症状がもっと良くなったり適応するものばかり思っていました。(発症してから退院してからずっとリハビリを週1でやってもらい回復してきたり以前と比べよくなってきたから病院でのリハビリが元の身体になれる治療だと思っていたから。)しかし、それは難しかった。主治医やリハビリの先生から「社会に参加して社会に入りその中での生活がリハビリ」だと言われた。本当にそうだった。大学卒業後、社会人になり就労移行支援事業に通いながら自身でできることや自分で新しいところへ障害に気を付けながら、挑戦したり取り組めた。私のこのような経緯があったことや就労移行時、ずっと一般就労ばかり目指しており就職活動に何十回と失敗し、改めて、自分の障害について学ぶという選択をし、自分の能力を感じ、今その当時考えていなかった道や嫌がっていた場所でスキルや経験を積もうと精一杯仕事を頑張っている。以前の失敗や気づきがあったから今の自分がいる。だから、自分と少し当てはまったり共感できるものがあったから上記の文献の説明や言葉に響きました。
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